東京の家・実家じまい

《思い出のピアノ廃棄と仏壇供養》多摩市の実家じまいで家財処分

税制の優遇措置などから実家を解体して家じまいすることもあります。この場合、家財の廃棄も解体業者さんに依頼し廃棄できます。信頼できる業者でしたらご依頼も検討してみるとようでしょう。ただ、ピアノの買い取りや仏壇の供養などの体制ができていないこともありますので、事前に確認しましょう。

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家財の片付け料金は、解体業者さんより安かった

大手不動産会社の営業担当者さんからのご紹介です。売買の契約は終了しているようです。ご依頼者は、一人娘(相続人)のこの家に子供のころから暮らしていた奥さんです。結婚するまでこの家に暮らしていたと言っていました。思い出も深そうで売買が決まってからも遺品の整理に度々来られています。見積りにお伺いした時も遺品を整理していました。今回は、税法の優遇制度で家を奥さんの費用負担で解体します。これにより相続して売却益の3000万円控除が適用できるからです。

相続または遺贈により取得した被相続人居住用家屋または被相続人居住用家屋の敷地等を、平成28年4月1日から令和5年12月31日までの間に売って、一定の要件に当てはまるときは、譲渡所得の金額から最高3,000万円まで控除することができます。
これを、被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例といいます。

国税庁ホームページ

そのため、家財処分の料金競争は解体業者さんと私たちの2社で比較検討され決めることになっていました。家は、4DK庭もそこそこありました。一般的な家で荷物はやや多い方でした。特に父がなくなりって母が一人で亡くなる直前まで暮らしていたので台所周りはかなり食べ物を貯めこんでいて不衛生になっていました。

見積にあたり奥さんの希望は、子供のころに使っていたピアノを買い取ってほしい。仏壇と写真を供養してほしいという2点を配慮してほしいということでした。

見積りは、当社がややお安く当社に決定したのですが、内容を後日確認させていただいたら、供養の費用が3万円ほどお安くピアノは、当社の買い取りが3万円で合計6万円の違いがありました。家財の廃棄については、計算方法が異なるもののトータルでは大きな違いがありませんでした。

作業は、奥さんの都合もあり、作業日数は4日間ですが2週間でこちらと奥さんと日程を調整取りながら作業を行いました。最終日には、遺品の一部と奥さんの子供のころの思い出の品など段ボール10箱ほど家にお届けして終了です。

個人情報保護の配慮から地域名・写真は差し替えて掲載しております。

編集室よりコメント

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