都営住宅で遺品整理を進める際、多くのご遺族が迷われるのが「何を残して、何を撤去するのか」という判断です。
民間の賃貸と違い、都営住宅では
JKK東京(東京都住宅供給公社)の基準に沿った確認が行われるため、自己判断で進めてしまうと、退去時に思わぬ費用が発生することがあります。
特に注意したいのは、
「見た目では判断できない設備」が多いことです。
壊れているから処分してよい、古いから不要、という判断は通用せず、
原状回復の対象かどうかは別の基準で見られます。
そのため都営住宅の遺品整理は、
「片付けながら考える」のではなく、
確認してから進めることが前提になります。
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都営住宅で残すものと撤去する物の確認の進め方
都営住宅の遺品整理で最も多いトラブルは、勝手に判断してしまうことです。
都営住宅では退去時に、
設備や残置物について細かい確認が行われるため、判断ミスはそのまま費用につながります。
確認の基本の進め方
① 迷う物は一度止める
→ すぐに処分せず保留にする
② 写真を撮る
→ 設置状況・型番を記録
③ JKK東京へ確認
→ 設備の扱いを相談
④ 判断後に整理・撤去
👉 「分からないまま進めない」ことが最も重要です
都営団地の手続き窓口と残すものに関する確認窓口
都営住宅で最初に確認する3つの窓口
都営住宅の退去では、手続きが一カ所で完結しないため、
次の3つを最初に整理しておくことが重要です。
① 備品の確認先
→ JKK東京の窓口センター
・エアコン・給湯器・照明など
・団地備品か持ち込みかの判断
👉 「設備の扱いを確認したい」と伝えれば対応してもらえます。
② 解約届の提出先
→ JKK東京の窓口センター(住宅返還届)
・正式名称:住宅返還届
・退去日の14日前までに提出
👉 提出が遅れると家賃が発生します
③ 鍵の返却先
→ 管轄の窓口センター(基本)
※一部は団地管理事務所の場合あり
・玄関鍵(3本)+合鍵すべて返却
・鍵返却で退去手続きが進む(立会いなしになります)
認してから進める」が基本です
間違いやすい団地の備品リスト(都営住宅特有)
都営住宅でトラブルになるのは、見た目では判断できない設備です。
■ 浴室・給湯関連
・風呂釜・浴槽
→ 古い住宅では持ち込みの可能性あり
→ 改修済み住戸では都営設備の場合あり
・給湯器
→ 後付けが多く判断が分かれる
■ キッチンまわり
・ガスコンロ
→ 基本は持ち込み
・換気扇
→ 交換されているケースが多い
■ 空調・照明
・エアコン
→ 基本は持ち込み(撤去対象)
・照明
→ 居室は持ち込み
→ 共用部に近い箇所は設備の可能性大
■ その他の備品
・カーテンレール
→ 設備が多い
・手すり
→ 後付けの場合あり
一番大事な判断基準
・見た目では判断しない
・同じ団地でも部屋ごとに違う
・迷ったら処分しない
👉 遺品整理はご遺族が行うため、
何が後から設置されたものか分からないケースがほとんどです。
残すもの・処分する物の確認のポイント
・ご遺族が確認するのが最も確実
・見積り前に整理しておくとスムーズ
・残す物には目印を付ける
・壊れていても団地備品は残す
→ 勝手に撤去できないため
当社の備品確認体制(作業前の二重チェック)
当社では、判断ミスを防ぐために作業前の二重チェックを行っています。
作業開始前に約30分ほど現地で、
お客さまと一緒に「残すもの・撤去するもの」を確認し、目印を付けて整理します。そのうえで、専任担当者が再確認を行い、
見落としや判断のズレがないかをチェックします。
判断があいまいと感じた場合
判断が難しいものや、お客さまの確認があいまいな場合は、
そのまま進めず一度止めます。当社では、専任担当者が現場経験から「この都営住宅で撤去するのはおかしいのではないか」と感じたものについては、
👉 JKK東京の窓口センターへ確認したうえで、最終判断を行います
運営(一社)家財整理センター
業歴27年・年中無休
遺品整理・荷物整理・ゴミ屋敷片付け・家の片付けとメンテナンス
本社:埼玉県入間市上藤沢881-1
インボイスT9030005020032


