今回は、息子さんが夜逃げされたアパートの後始末のお話です。お父さんからのご相談でした。息子さんは、警備会社に勤めアパートで一人暮らししてされていたいました。1年ほどは、順調でしたが、数か月前に失業し再就職もうまくいかず家賃を滞納した挙句夜逃げをしてしまい、緊急連絡先のお父さんに連絡が入りました。
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アパートの緊急連絡先は、家賃の支払いの責任はありません
ご相談の方は、息子さんのお父さんからです。息子が、国分寺市のアパートに暮らしていて、数か月前にアパートに荷物を残していなくなったといいます。大家さんから荷物の処分や家賃の滞納について何とかしてほしいというようなことを言われたといいます。(注意:家賃の遅れについては、支払いを請求されていないようです)。大家さんからの話だと3か月ほど前から部屋に戻っていない様子で家賃の滞納は、５か月近くになるとのことです。大家さんからは、部屋の荷物、ゴミを含めて撤去を強く求められたそうです。丼に様子かと思いご夫婦で部屋に行ってみたら、家具らしきものはないのですが、ゴミがかなり溜まっていた。自分たちで何とか片付けられないかと思い、２時間ほど、ゴミをまとめてみたけど、年も年で夫婦二人で片づけられないと思い帰ってきたといいます。
どうしたらよいかと思い、当社に相談をいただきました。
ご本人からお話をいただいた情報をまとめると。①大家さんから荷物の撤去の要求に業者さんに依頼できる資金に余裕がない。②息子さんは、部屋を借りた時の賃貸の連帯保証人にはなっていない。保証会社を利用している。③息子さんとは連絡は取れている。とのことでした。
アドバイスでは、
①お父さんは緊急連絡先になっているだけですから、家賃や部屋の原状回復の責任はありません。大家さんや保証会社からは、連絡が取れないかとお願いがあるだけで、支払いなどの責任はありません。
②家賃や原状回復などについては、契約者ご本人と連帯保証人である保証会社が大家さんに対し責任を負うことになります。この場合、保証会社が大家さんに対し立て替え払いして息子さんに請求することになります。
結論は、管理会社や保証会社がお父さんに「居所を知りませんか?、連絡があれば教えてくださいと」何度も連絡をしてくるだけです。
③ただ、保証会社が一番困っていることは、息子さんの荷物の取り扱いです。荷物は、本人の承諾がなく勝手に処分することができません。保証会社が荷物を合法的に処分するためには、強制執行処分をとる必要があります。ただ、これには、時間と費用がかかるためなるべく避けたいので、ご両親に穏便にお願いしてきます。「荷物を処分してよいですか、」と。この荷物のことは、相手の方に配慮をしてあげる方がよいでしょう。
ただ、もし息子さんがお亡くなりになった場合は、ご両親は相続人になりますから、息子さんの荷物や原状回復費用などは、相続することになり、相続放棄手続きを行わない限り無視することはできなくなります。今回は、一切必要についてのご負担をする必要はありません。
編集室よりコメント
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